鹿屋市の史跡
鹿屋市の遺跡

縄文早期(約9000年前)の遺跡。

霧島市の上野原遺跡と同時期に
定住していた跡が確認された。

 現在は写真のように埋め戻され
道路になってしまったが、縄文早
期の定住は鹿児島全域で見られ
るということがはっきりと証明でき
た遺跡である。

弥生時代前期(約2100年前)の遺跡。

前期の一時期に四十数戸の定住が見られる特異な
遺跡で、シラス台地の上、標高70メートルのところに
位置する。

南九州特有の土器に交じって瀬戸内地方の影響と
思われる矢羽透彫りの入った土器(写真下)や、北
九州の板付式土器が共伴されており、広い交流が
あったことが分かる。

その他には鉄製のヤリガンナや金くそも出土してお
り、当時すでに鉄の加工が行われていた可能性を
示唆しているという意味でも重要な遺跡である。


 鹿屋市文化センターの裏手に「王子遺跡資料館」が
あり、出土品を公開展示している。昭和55年から56年
にかけての発掘で、南九州の「停滞性」を覆す発見と
騒がれた遺物群が手に取るように見られる。

 開館時間  9:00〜4:30   料金 無料
 休館日   月曜日(市立図書館と同じ)

マップ
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王子遺跡
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