野崎の田の神

昭和41年に県指定有形民俗文化財となった。
 
 大隅半島にある県指定7体の田の神のうちの2体で、元は
別々の場所にあったものが、耕地の整備などのため一箇所
にまとめて置かれたのだろう。

 塚崎古墳群のある台地から波見方面へ1.5キロほど行
くと、小さな交叉点があり、そこに案内板が立つ。右に入り
100b余りでT字路となり、左折して2〜30b、小さな用水
路の山手側に2体並んでいるのが見える。

 2体のうち古い方は寛保3年(1743)のもので、新しい
方は明和8年(1771)の建立である。

 どちらも高さ90センチほどで、着衣は袖の長い着流しス
タイル、袴は着けていない。前で紐を結び、長い柄の鍬を
立てて両手で押さえている。

 農夫の守り神にふさわしい姿である。

 なお、東串良町「新川西の田の神」(県指定)が、上の交
叉点まで戻り、そのまま北に約900bの所にある。 

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