大崎町中央公民館資料展示室

大崎町役場の北側、中央公民館の一階にある。

 展示品は大きく二つのコーナーに分かれ、入室して右手奥が
民俗資料、中央から左側が歴史・考古資料のコーナーである。

 歴史時代の資料としては、飯隈山飯福寺照信院(三国名勝
図会には新熊野権現社照倍院とあるが誤り)の『飯隈山由緒糺
帳』(文政7=1824年)があるが、いまだ詳細は調査されてい
ないようだ。

 それよりも目を惹くものに掛け軸類がある。薩摩藩では著名
だった狩野探元の物もあり、一地方の収集としては出色だろう。

 全体として見た時、やはり古墳時代の資料が目に付く。
 大崎は大隅地方でも古墳・古墳群の多いことで知られている。
 国指定の「横瀬古墳」、神領古墳群、飯隈古墳群が比較的近い範囲にまとまって見られる。中でもここ1,2年、神領古墳の発掘成果は目覚しい。「武人埴輪」は平成18年夏の調査で出土したが、5世紀前半の埴輪で、大阪で出土した武人埴輪に次ぐ頃の物だという。平成19年度の発掘では初期須恵器も確認され、周辺の岡崎古墳群塚崎古墳群とともに畿内との交流が密であったことを知らしめた。

 そのほか南九州の古墳では珍しい銅鏡の副葬品や軽石製石棺、縄文・弥生土器、鉄製の鏃や斧などが展示されている。


   開館時間  8:30 〜 17:00
   入館料    無  料
   休館日   土、日、祝日、年始年末
 

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